- 注射で水を抜くと楽になる。
- 水を抜くと楽になるが、またすぐに溜まる。
- 水を抜いても痛みは変わらない。
水を抜くと楽になるというのは良いのですが、あとの二つは良い傾向とは言えませんよね。。
このような状態だと、
- 水を抜くのが怖い…
- 水を抜いても良くならない…
- 水が溜まらないようにケアしたい
という声もよく聞きます。
そこで今回は膝に水がたまる理由と対処法について書いてみようと思います。
そもそもなぜ水が溜まるのか?
膝に限らず、関節(特に下半身)は摩擦の多い箇所です。
- 骨と腱・靭帯
- 関節の骨と骨
- 関節の骨と関節を包んでいる膜(これを関節包と言います)
- 骨と関節の緩衝材(半月板など)
これらの箇所で摩擦が生じて熱が発生すると、関節にある細胞から水(滑液)が出ます。
この滑液が関節内に溜まることを「水が溜まる」と言います。
火事に例えると、
火事が炎症、消防車が滑液を出す細胞、そして消防車から放出される水が滑液。
火事(関節の炎症)が起こり→消防車(滑液を出す細胞)に要請が出て→消防車が水(滑液)で消火する。
ここで分かることは
「水が溜まる」ことが悪いのではなく、「摩擦」による炎症が痛みの正体
ということです。
摩擦を起こす原因とは?
摩擦を起こす要因もたくさんあります。
例えば、
- 筋肉の硬化
- 血液循環が良くない
- 動かし方のクセ
- 関節や腱を弱らせる要因(免疫低下、糖の過剰摂取など)
これらの要因を治していくと、摩擦も少なくなり、痛みも軽減します。
そして中でも多いのが筋肉の硬化。
そのため、普段からストレッチをして筋肉の柔軟性を保つと痛みの軽減だけでなく、予防にもなるのでおススメです。
(詳しくは→おススメのストレッチ)
このような方は治療や専門機関の受診をお勧めします。
- 症状が長引いている。
- 本やネットにある解消法をしてみてもなかなか良くならない。
- 自分が現在どんなカラダの状態かわからない。
という方は、実際にカラダをチェックしてもらったり、治療を受ける方が早く症状は落ち着きます。
最近ではテレビやネットの情報で、「自分の症状はこれかも!」と気づくことが出来るようになりましたが、必ずしも当てはまるということはなかなかありません。
お一人で悩んでいるよりも、専門の知識・技術を持っている方に診てもらうことをお勧めします。
横浜市では当院の治療も受けることが出来ます。
お近くにお住まいであったり、職場に近い、たまに行く機会があるということがありましたら、お気軽にご相談下さい。
スタイル鍼灸整骨院 スタッフ 栗原
お電話ありがとうございます、
スタイル鍼灸整骨院でございます。