スマホはどのようにして使ってますか?
片手で持って、親指を大きく動かすように使ってませんか?
このような使い方をしている人は、危険。使いすぎたときに手首に痛みを感じたことありませんか?
「手首が痛くなるのはいつものこと」と思っていると、
指が曲がらなくなるかもしれません・・・。
ドケルバン病って知らないですよね!
親指を動かすために2本の腱があります。その2本の腱は、手首の親指側にある、トンネルのような組織「腱鞘」を通っています。この手首にある腱鞘の部分が、使いすぎるなどして炎症を起こすと腫れたり、痛みを生じたりします。
こうして起こるのが、ドケルバン病という病気です。いわゆる腱鞘炎のひとつです。
この動きを試してみて!痛みが走ったら注意!
ドケルバン病の自己診断というのは、意外に簡単に自分でできます。手首や親指を動かしたときにちょっと痛みがある、日頃から負担をかけているという人は、自己診断をしてみてください。
<診断方法1>
- 気になる方の手の親指を、他の4つの指でにぎり、グーの形にします。
- グーにした手をもう一方の手でつかみ、小指側に倒します。
このときに「手首の親指側の痛み」が強くなる場合、ドケルバン病が疑えます。
<診断方法2>
- 手首を手のひらの方向に、直角に曲げます。
- 1の状態で、親指をグッと伸ばし、手首の方に近づけるようにします。
このとき、上記と同様の部分に痛みが生じるのならば、ドケルバン病が疑えます。
治療は安静が必要!
しかし・・・
治療において基本的に必要になるのは、安静です。その他投薬や、ステロイド注射などの保存療法がおこなわれることもありますが、それらは安静が前提になるものです。
保存療法で改善しなかったり、再発を繰り返す場合には、お医者さんは手術によって治療することになります。
近年このドケルバン病は、「スマホを片手で持って親指だけで操作する」といったことでも発症します。発症する人は、それだけ日常的にスマホを使っているということです。
そのため、安静にする=使わないようにするということに不便を感じ、親指から手首の固定を外してしまう人も多いと言います。
しかし、どの病気でも言えることですが、きちんと治療しなければそれだけ悪化します。安静で治るはずだったものが、手術をしなければ治らなくなるということも十分にある、ということを知っておきましょう。
できることなら、ドケルバン病を発症してからではなく、違和感が生じた時点で予防策を講じましょう。片手ばかりに負担がかかることに問題がありますから、両手で持って操作したり、使用時間を減らすように心がけてくださいね。
このような方は治療や専門機関の受診をお勧めします。
- 症状が長引いている。
- 本やネットにある解消法をしてみてもなかなか良くならない。
- 自分が現在どんなカラダの状態かわからない。
という方は、実際にカラダをチェックしてもらったり、治療を受ける方が早く症状は落ち着きます。
最近ではテレビやネットの情報で、「自分の症状はこれかも!」と気づくことが出来るようになりましたが、必ずしも当てはまるということはなかなかありません。
お一人で悩んでいるよりも、専門の知識・技術を持っている方に診てもらうことをお勧めします。
横浜市では当院の治療も受けることが出来ます。
お近くにお住まいであったり、職場に近い、たまに行く機会がある、ということがありましたら、お気軽にご相談下さい。
スタイル鍼灸整骨院 院長 佐々木
お電話ありがとうございます、
スタイル鍼灸整骨院でございます。