腸脛靭帯炎になる原因となる走り方とは

個人的な話になってしまいますが、7年くらい前から週1~2回走るようにしています。

最初は2~3㎞からはじめて、今では30㎞くらい走れるようになりました。しかし、10㎞走れるようになるまでに一度膝を壊してしまったことがあります。

そしてまた10㎞走れるようになるまで、相当な時間がかかってしまいました。原因は元々の走り方にありました。

身をもって腸脛靭帯炎の痛みを実感…

6年前、完全に自分の過信と油断によるケガだったのですが、1ヵ月ぶりに走るのにいきなり山道を10㎞走った結果、両膝が痛みだし、その夜から歩行が困難になり、寝ていても痛みがあるほどでした。

案の定、翌日には佐々木先生にも「足どーした??」と気づかれてしまう有様。。

おそらくは腸脛靭帯炎(膝の外側にある靭帯が擦れてしまい、炎症が起こる膝の痛み)だと一応自己診断はしてみました。

同じ症状の患者さんは何人も診てきてはいましたが、階段は茨の道に見え、電車で座っていると固まり、こんにも辛いのかと身をもって体感していました。(今となってはとてもいい経験になっています)

自分でなんとか治療を続けて、普段の生活で痛みがなくなるまで約3週間、そして2~3㎞走れるようになるまで1ヵ月はかかりました。

右の膝はかなりよくなって、走っても気にならないくらいになりましたが、左の膝は走るときだけ相変わらず痛みが出ます。普段は痛みはありませんでした。

「なんでだろう。。このまま痛いまんまなのかな。。」

なんてふと思ったりもしましたが、ひょんなことから打開策が見つかりました。

真っ直ぐ動かしているつもりでも…

雨の日に、ゲームのwiiでその場で足踏みするように走っていたら窓に映った自分の走り方に違和感がありました。
よくみると、左足が地面をけるときに膝が内側を向き、足裏が外を向いていました。丁度左ひざが雑巾を絞るように捻じられている感じです。

これでは走っていても痛くなるはずだと思い、今度走るときに修正してみました。すると痛みがゼロではないですが、かなり軽減します。

この走り方を継続して徐々に距離を伸ばして、継続すること約1ヵ月。
元通りに距離も10㎞走れるように回復できました。

 

痛みの原因となる動きは他にもあります。

今回、僕の場合は膝の捻じれによるものでしたが、その他にも

  • 足の外側で着地している(かかとの外側がすり減りやすい)
  • 膝を開いて走っている
  • 上半身を前傾させている
  • 股関節が硬い

というのも原因となります。

カラダを動かしていると、頭で描いている動きと実際の動きには誤差が出ることが多いです。

特に最初の内はどんなフォームなのか分からず走ってしまったり、距離は走れるようになったが、決まって膝が痛くなる、という方は走り方に隠された原因があるかもしれません。

先ほどの原因となる動きの中に思い当たるものがありましたら、是非お試しください。

このような方は治療や専門機関の受診をお勧めします。

  • 症状が長引いている。
  • 本やネットにある解消法をしてみてもなかなか良くならない。
  • 自分が現在どんなカラダの状態かわからない。

という方は、実際にカラダをチェックしてもらったり、治療を受ける方が早く症状は落ち着きます。

最近ではテレビやネットの情報で、「自分の症状はこれかも!」と気づくことが出来るようになりましたが、必ずしも当てはまるということはなかなかありません。

お一人で悩んでいるよりも、専門の知識・技術を持っている方に診てもらうことをお勧めします。

横浜市では当院の治療も受けることが出来ます。

スタイル鍼灸整骨院 スタッフ 栗原

お近くにお住まいであったり、職場に近い、たまに行く機会があるということがありましたら、お気軽にご相談下さい。

 

スタイル鍼灸整骨院 スタッフ 栗原

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