季節の変わり目に弱い体質とは

季節の変わり目に弱い体質とは天気や環境に対応するのが苦手な体質です。

西洋医学ではまだはっきりとした原因はわかっておりませんが、東洋医学では原因として考えられるのは、カラダの中心がずれていることになります。

では、変化に対応するのが苦手な体質を五行を使ってご紹介します。

まず五行とは

「すべてのものは木・火・土・金・水でできている」

という東洋医学の考え方です。

「すべてのもの」ですから、人も含まれます。

この木・火・土・金・水はいろいろなものに当てはめることができます。

例えば
・木は肝臓
・火は心臓
・土は脾臓(消化器)
・金は肺
・水は腎臓

さらに人と季節の関係も当てはめられ、

・春は肝臓
・夏は心臓
・秋は肺
・冬は腎臓
・土用は脾臓(消化器)

というように当てはめられます。

そして下の図のように、人は脾臓を中心にこの5つの臓のバランスを保っています。

五行1改

季節が変わると、中心の脾はそれぞれの臓に引っ張られるように少し移動します。

五行2

これが季節の変化に対応しているカラダを意味しています。

少しだけその季節に順ずるような体質にして、中心からは離れず、様々な状況に対応できるポジションなんでしょうね。

脾が元気でいると、このような体質なんですが、一方で脾が元気でなくなると、それぞれの臓に過度に引っ張られてしまいます。

五行3

過度に引っ張られたために、季節のカラダになるまでに時間がかかります。そして中心を離れてしまったために、様々な変化に対応できなくなります。

つまり「変化に対応するのが苦手」=「脾が弱い」ということです。

このページの作者について

著者:佐々木昇

略歴:横浜市大倉山の鍼灸整骨院「スタイル鍼灸整骨院」院長

菊名・大倉山エリアで20年の臨床経験

大倉山に開業10年目 施術歴25年 のべ50000人の臨床実績

あちこち不調が多い人専門鍼灸院

カラダまるごと根本解決の施術で多くの方をサポートしている現役の治療家。

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