冷え性と食べ物の関係

当院に肩こりがつらくて来院され触診すると足が冷えていたり、肩こりと冷え性をどちらもよくする必要がある方がいます。

冷え性の方はすごく多いです。

東洋医学には食べ物を3つの種類に分けています。
カラダを温める食べ物、カラダを冷やす食べ物、その中間の食べ物です。

また、東洋医学では老化を「陽から陰へ」の流れで捉えています。
陽から陰へとは、加齢によって熱のある陽の状態から冷えている陰の
状態へと向かう事です。年齢を重ねると寒がりになるということです。

古代中国では、陰と陽の二つの要素で全てのものが成り立っていると
考えており、例えば新陳代謝が活発な状態が「陽」で
低下した状態が「陰」という具合です。

この考え方に従うと、

カラダを温める食べ物は「陽」

冷やす食べ物は「陰」です。

「陰」の食物を体内に入れるという事は、東洋医学的に考えると
新陳代謝を低下させ太りやすくさせ老化を早めることになります。

冷え解消に効果のある食材の見分け方
カラダを温めるかどうかの食材を見分けるポイントが、いくつかあります。

1.北の寒い地域で採れるものや冬が旬の食材、
2.白いものより黒いもの、
3.葉野菜より根菜類、
4.柔らかものもより硬いもの
5.塩分の多いもの
等がカラダを温めます。

なので、柔らかくて白いパンはカラダを冷やします。

白砂糖はカラダを冷やすので、
菓子パンは冷え性になるための食べ物と言ってもいいかもしれません。

南の食べ物はカラダを冷やす作用があるため、
ダイエット目的や健康のためにと
南国フルーツや緑系の野菜や甘いもので
スムージーを毎朝飲むと、栄養価はあるけど、結果
カラダを冷やしていることになります。

冷え性でお悩みの方は、カラダを冷やさない食べ物やお灸などお話しますよ~。

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