五十肩の症状とは

五十肩になると着替えが不自由になったり、つり革を持つことができなくなったり

生活に支障をきたします。

左肩で五十肩になり、今度は右肩を痛めた。など、数年を経て左右の肩で五十肩になる場合もあります。

五十肩ってどのような症状なの?

五十肩とは肩関節の周囲の炎症が原因で起こる疾患で

肩関節周囲炎といわれますが原因ははっきりとわかっていません。
石灰がたまると激痛で動かなくなります。私は数年前に股関節に石灰がたまりひどい思いをしました。なので、石灰がたまる痛みはよくわかります。

安静にしていても寝ていても我慢しきれないような激痛があるのが特徴です。

左右同時に起こることは基本的には少なく、どちらか片方に症状がでるのが
一般的で片方の肩の動きが悪くなる「可動域制限」を伴います。

五十肩の痛みはある日突然来ることもありますし、じわじわとくることもあります。
どちらかといえばじわじわ系がほとんどで、痛みと同時に肩の腫れや熱感を伴うこともあります。

五十肩の3ステージ

①急性期(通常2週間から1か月)
関節に起きている炎症がきつく非常に痛みが強く運動制限がある

②慢性期
炎症が治まり、無理に動かそうとすると痛みがある
動かすと痛む角度がはっきりしている

③回復期
痛みや運動制限が徐々におさまって、
痛みは無いけれども十分に動かせない状態

五十肩って本当に治るの?

五十肩の症状はある日突然来ることもありますし、じわじわとくることもあります。

急性期の炎症を早く抑えて出来るだけ早く可動域訓練を始めることが後遺症を残さないために大切なことです。
放っておいても2年くらいで自然に痛みは無くなりますが、肩の関節が固まって動きが悪くなってしまいます。日常生活が不自由になることもあります。

 

五十肩になった場合にセルフケアでやって良いこと

  • 鎖骨や胸や肩周りの適度なマッサージ
  • 首や肩周りの筋肉を適度にストレッチして伸ばす
  • 首や胸を温める

五十肩でやってはいけないこと

  • 筋トレ
  • 過度な体操
  • 強引なストレッチやマッサージ

こういったことをすると五十肩の症状が増す
可能性が高くなります。

筋トレ自体は悪いわけではありません。
筋トレをしてさらに筋肉に負荷をかけるのは良くありません。

また、体操も悪くありませんがやり過ぎたり、
肩が痛い動きの体操は避けて下さい。

どうしても体操をやりたい場合は専門家の指導のもと行いましょう。

強引なストレッチやマッサージは
筋肉に必要以上の負荷をかけると後からつらい思いをする可能性が
気をつけて下さいね。

簡単な五十肩対策

  • 甘いもの(特に洋菓子)、冷たいお酒(冷えたビール系)を控えましょう
  • シャワーで肩や背中を温めましょう

このような方は治療や専門機関の受診をお勧めします。

  • 症状が長引いている。
  • 本やネットにある解消法をしてみてもなかなか良くならない。
  • 自分が現在どんなカラダの状態かわからない。

という方は、実際にカラダをチェックしてもらったり、治療を受ける方が早く症状は落ち着きます。

最近ではテレビやネットの情報で、「自分の症状はこれかも!」と気づくことが出来るようになりましたが、必ずしも当てはまるということはなかなかありません。

お一人で悩んでいるよりも、専門の知識・技術を持っている方に診てもらうことをお勧めします。

横浜市では当院の治療も受けることが出来ます。

お近くにお住まいであったり、職場に近い、たまに行く機会がある、ということがありましたら、お気軽にご相談下さい。

 

スタイル鍼灸整骨院 院長 佐々木

スタイル鍼灸整骨院