上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の原因は?

テニス肘の原因は手首を下げる筋肉の柔軟性が落ちて、負荷をかけることです。

では、何故筋肉の柔軟性が落ちてしまうのか。

負荷をかけ続けることも原因の一つではありますが、負荷のかけ方にも原因はあります。

例えば、床に手をつくときに肘を伸ばしているか、曲げているかで手首にかかる負担は違ってきますよね。
これは肘を曲げることで手首にかかる体重を分散しているからです。
つまりは手首だけでなく、腕や背中、腹筋や股関節に分散しているということです。

これがどんな時にでも自然にできるカラダであれば、同じ負荷をかけ続けても痛みが出るか、痛みが出ないかの違いになります。

手をついたときに肘が曲がる、手首を曲げて負荷をかけるときに肘が曲がるようにするためには、肩甲骨の柔軟性が必要です。

逆をいえば、肩甲骨の柔軟性が落ちていることが、テニス肘の原因とも言えます。

このページの作者について

著者:佐々木昇

略歴:横浜市大倉山の鍼灸整骨院「スタイル鍼灸整骨院」院長

大倉山に開業4年目 施術歴19年 のべ30000人の臨床実績

無痛鍼灸に特化したカラダまるごと根本解決の施術で多くの方をサポートしている現役の治療家。

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