骨折の治りが悪くなる原因は?

まずは骨折後、どのように治っていくか。

骨折した後、カラダの中ではその折れた所を修復するために、血液を集めます。
血液の中には骨になる成分が含まれているため、折れた所どうしをくっつける接着剤のような役割をします。

大事なの接着剤の量と質。つまりは血液の量と質です。
くっつけるために必要最低限の量と、骨になる成分がたくさんあると早くくっつきます。骨折の折れた所が離れてしまうとくっつけるのに大量の血液が必要になります。

こうなると治るのに時間がかかるだけでなく、痛みや動かしにくいなどの支障も出るため、病院での初期治療を勧めています。

東洋医学では、血液を蓄えたり、供給するのは「肝」。骨を形成するのは「腎」とされています。
「肝」と「腎」の機能が落ちると、骨折は治りにくくなる、ということです。

「肝」の機能を落とす原因として

  • アルコールの摂取
  • 目の使いすぎ
  • ストレス

「腎」の機能が落ちる原因として

  • 冷え(冷たいものの摂取)
  • 座りっぱなし
  • 疲労の蓄積とストレス

などがあげられます。

このページの作者について

著者:佐々木昇

略歴:横浜市大倉山の鍼灸整骨院「スタイル鍼灸整骨院」院長

大倉山に開業4年目 施術歴19年 のべ30000人の臨床実績

無痛鍼灸に特化したカラダまるごと根本解決の施術で多くの方をサポートしている現役の治療家。

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