シンスプリントとは?
シンスプリントは日本語でいうと、「脛骨過労性骨膜炎」になります。
簡単にいうと、脛骨(すねの骨)についている筋肉(後脛骨筋)が疲労がたまり、骨膜をはがそうとして起きる痛みです。
すべての筋肉は骨の周りにある「骨膜」という膜にくっついてちぢんだり伸びたりして関節を動かす、という働きをしています。
そして筋肉は疲労をためるとちぢみかたくなるという性質があります。
筋肉がちぢむと、骨を包んでる骨膜を強く引きはがし負荷がかかります。骨膜にはたくさんの痛みを感じるセンサーがあるので、かなり強く痛みが出ます。
このような状態で運動すると
- 走るとすねの内側が痛い
- ジャンプすると痛みが出る
- 階段などの段差がつらい
- 歩くだけでも痛い
さらには患部を押すだけでも痛いという症状が出るようになります。これがシンスプリントの状態です。
シンスプリントによく似た脛骨疲労骨折
シンスプリントとの鑑別が大事な病態として、「脛骨疲労骨折」があります。
これは、シンスプリントが「筋肉」のダメージに対して、脛骨疲労骨折は「骨」へのダメージがあり、発症します。
とてもよく似た症状なので、初期段階で鑑別して適切な診断を受けなければいけないので、病院での診察を勧めることもあります。
一般的なシンスプリントの治療法
整形外科などでシンスプリントの治療する際に行われる方法は
- マッサージや湿布など安静を支持する保存療法
- 注射や痛み止めなどを使う薬物療法
の2つですが、原因を解決する方法ではなく、これらはあくまでもその場の痛みを軽減する方法です。
一般的にはこのような対処法ですが、実際にはなかなかよくならない人が多いです。
シンスプリントの原因は?
シンスプリントの原因は足が地面に接地したときの衝撃が、足裏で分散できていないことです。
足裏には「土踏まず」があり地面に接地したときの衝撃を分散するためにあります。この土踏まずは、足裏にある筋肉とすねの外側にある前脛骨筋という筋肉です。
これらの筋肉が疲労すると、土踏まずのアーチが高くなり、接地時の衝撃が何倍にも大きくなります。この状態を「ハイアーチ」といい偏平足の逆のような状態と言えます。ハイアーチであると、シンスプリントの原因になる後脛骨筋に疲労がたまり痛みがでます
当院の対処法は?
当院では、なかなかよくならないシンスプリントの本当の原因をみつけ改善に導きます。シンスプリントは骨の痛みを取っただけでは再発する可能性があります。なぜならシンスプリントの原因は骨だけにあるのではないからです。ハイアーチの原因を取ることからスタートします。筋肉の疲労だけが原因であれば、マッサージやテーピングをすると、痛みは軽減します。しかし、繰り返し痛める、なかなか痛みが引かない場合ほかに原因あります。
- 甘いもののとりすぎで筋肉がかたくなっている
- 口呼吸でのどが腫れて、カラダが炎症を起こしやすくなっている
- 痛みを感じやすくなる交感神経がとても緊張いている
- 筋肉を回復させる肝臓を使い過ぎている
などのカラダの内面が原因となっていることがあります。カラダの内面の原因にアプローチをすることで、不調の根本的な治療を行います。
ハイアーチを改善することとカラダの内面にアプローチすることでカラダまるごと根本改善していきます。
『シンスプリントのためスポーツできない』
『早くシンスプリントの症状を楽に復帰したい』
『足をひきずない生活をしたい』と考えているあなたへ。
シンスプリントがあるおかげで思い通り動けない、部活や運動に悪影響が出ているとつらいですね。回復する力があれば寝ればよくなります。治りが悪い本当の原因は足以外にある事がほとんどです。
本当の原因を改善することでシンスプリントを根本的に改善していきます。
スタイル鍼灸整骨院ではあなたのシンスプリントが改善し、「何気ないことができるうれしさ」のために全力でサポートします。あなたのご来院を心よりおまちしております。
お電話ありがとうございます、
スタイル鍼灸整骨院でございます。