当院には天気・気圧の変化により体調を崩してしまう方がいらっしゃいます。
例えば、
- 頭痛がする
- めまいがする
- 耳鳴りがする
- カラダが重くなる
- カラダのどこかに痛みが出る
などなど
患者さんによってさまざまです。共通していることは「変化に対応するのが苦手」
という方に出やすいということ。では、変化に対応するのが苦手な体質を五行を使ってご紹介します。
五行とは?
まず五行とは、
「すべてのものは木・火・土・金・水でできている」
という東洋医学の考え方です。
「すべてのもの」ですから、人も含まれます。この木・火・土・金・水はいろいろなものに当てはめることができます。
例えば
- 木は肝臓
- 火は心臓
- 土は脾臓(消化器)
- 金は肺
- 水は腎臓
さらに人と季節の関係も当てはめられ、
- 春は肝臓
- 夏は心臓
- 秋は肺
- 冬は腎臓
- 土用は脾臓(消化器)
というように当てはめられます。そして下の図のように、人は脾臓を中心にこの5つの臓のバランスを保っています。
季節が変わると、中心の脾はそれぞれの臓に引っ張られるように少し移動します。
これが季節の変化に対応しているカラダを意味しています。
少しだけその季節に順ずるような体質にして、中心からは離れず、様々な状況に対応できるポジションなんでしょうね。
脾が元気でいると、このような体質なんですが、一方で脾が元気でなくなると、それぞれの臓に過度に引っ張られてしまいます。
過度に引っ張られたために、季節のカラダになるまでに時間がかかります。
そして中心を離れてしまったために、様々な変化に対応できなくなります。
これが「変化に対応するのが苦手」という方の体質です。
「脾」を強くするには?
これも五行の中の「五味」にヒントがあります。
- 肝は酸
- 心は苦
- 脾は甘
- 肺は辛
- 腎は塩味
五味はその人の体質や使い方によって五臓を活かしたり弱めてしまう働きがあるとされています。
つまり、適度であればカラダにも良い影響を与えるが、過剰に摂取してしまうと悪影響を与えてしまうということです。
「脾は甘」なので、糖分(特にカラダを冷やす作用のある白砂糖)を過剰摂取してしまうと、脾は弱り、「変化に対応するのが苦手」な体質になってしまうということです。
季節の変わり目や台風などの気圧の変化があるときは普段よりも糖分の摂り過ぎには注意してみましょう。
このような方は治療や専門機関の受診をお勧めします。
- 症状が長引いている。
- 本やネットにある解消法をしてみてもなかなか良くならない。
- 自分が現在どんなカラダの状態かわからない。
という方は、実際にカラダをチェックしてもらったり、治療を受ける方が早く症状は落ち着きます。
最近ではテレビやネットの情報で、「自分の症状はこれかも!」と気づくことが出来るようになりましたが、必ずしも当てはまるということはなかなかありません。
お一人で悩んでいるよりも、専門の知識・技術を持っている方に診てもらうことをお勧めします。
横浜市では当院の治療も受けることが出来ます。
お近くにお住まいであったり、職場に近い、たまに行く機会があるということがありましたら、お気軽にご相談下さい。
スタイル鍼灸整骨院 スタッフ 栗原
お電話ありがとうございます、
スタイル鍼灸整骨院でございます。