30代会社員 メニエール病が改善した女性

メニエール病の症例のページです

メニエール病といっても人により、原因や症状の度合い、痛む場所や範囲も違います。それは生活習慣や食生活、普段のカラダの使い方も違うためです。

このページでは、スタイル鍼灸整骨院に来院されたメニエール病の症例の一部になります。

あなたのメニエール病の原因・症状に合わせたカラダまるごと根本改善の鍼灸を行うことで、お悩みのつらいメニエール病がきっとよくなりますのでご安心ください。

4年前から発症している30代女性

主訴

起床時からフラフラと船酔いをしているようなめまいと、耳閉感、頭に覆いかぶさっている感じ、酷いと吐き気を伴う。
首を動かすと気持ち悪さがある。3週間前から症状が悪化している。

年齢及び性別

30代 女性

初回の施術

2018年6月

症状

・主訴同様

脈診・腹診などの検査

・細緊数 尺落 肝虚 / 瘀血 扁桃 オッディ(糖代謝) 左右季肋部(横隔膜)

※脈診や腹診の検査は施術で用いているまま記載されています。

初回の施術内容

・患者さんの体力から刺さない鍼(てい鍼)で施術。
もともと3、4年程上咽頭炎を患っていた頃からの発症なので、扁桃腺の弱体化がベースとなって起こっているメニエール病と推測し、扁桃腺の強化と傷の処置(腹部に手術痕があるため、気の流れを良くする目的で)、ストレス処置を中心に、刺激量に注意しながら施術。

初回施術後の変化

・首を動かしたときの気持ち悪さがなくなり、頭に覆いかぶさっている感も消失。

本日は上記の施術で終了。

2回目の施術(3日後)

施術前検査

・大分改善されているとのこと。
まだ首を回したときの気持ち悪さはある。
細緊 / 肝 糖 瘀血

 施術内容

・1回目の施術内容同様と糖代謝処置を強化。

施術後検査

・首を動かしても気持ち悪くなくなる。

3回目(8日後)

施術前検査

・細脈 / 腹部の反応なし

疲れるとたまにふらっとした

 施術内容

・前回同様

施術後検査

・毎年夏バテをするようで、夏はアイスをよく食べてしまい、食欲が落ちてしまうらしい。
糖が多いと夏バテや消化不良も起こしてしまうので、今年は控えてもらうよう伝えた。

4回目(1週間後)

施術前検査

・やや細脈 / 腹部の反応なし

ふらつきもなく、良好

 施術内容

・前回同様

施術後検査

・アイスは控えて、温かい飲み物を飲んでいるとのこと。

その後、台風の時に後頭部が痛くなったが、一過性でその次に台風が来たときは大丈夫だったようです。

担当者の見解

 

のどと耳は「耳管」という管で繋がっています。のどに慢性的な炎症があれば、耳管を通って耳に到達し、伝達機能を落とし耳閉感に、平衡感覚を鈍らせふらつきやめまいを起こします。
この患者さんの場合、扁桃機能の弱体化によるメニエール病でしたが、何によって症状が出るのかはその人その人によって変わってきます。
また、夏場の冷えや元々糖代謝が悪いことも、カラダの粘膜を傷つけやすくさせ、扁桃の機能を落とす一因になっていたと考えられます。
施術を受けることもそうですが、普段の生活改善をすることは早く良くなるための近道です。メニエール病は時間のかかる疾患ですが、生活改善をしていただいたことにより早く治った症例でした。

スタイル鍼灸整骨院