胃の不調の改善法

胃の不調や不快感でお悩みの方は結構多いです。背中が痛くてお越しになられて実は胃に問題があったということがあります。

胃など内臓の問題が背中や腰に影響することは意外に知られていません。

胃の働きとは食べ物を消化するところです。そして腸に送って栄養を吸収します。

ここでもう一つ大事な機能、胃液による「殺菌効果」です。

口から入ってきた細菌やウイルスは胃液によって溶かされるので、栄養を吸収する腸に行くのを防いでくれます。

しかし、胃に負担のかかる食べ物を多く食べたり、アルコールや糖分の多いものを摂取することが多くなると、胃液の分泌が少なくなります。
殺菌作用も弱まり、消化不良や胃腸の働きを低下させ、栄養をうまく吸収出来なくなってしまいます。
その結果食欲不振や全身のダルさ、ひどいと下痢や嘔吐などの症状も出てきます。

では、まずは当院でも行っている胃のチェックをしてみましょう。

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(手書きで申し訳ありません…)

上向きに寝て、左上(図では右上ですね)の赤い点のところを押してみましょう。ここは胃の反応点になります。また反対の青い点は十二指腸の反応点になります。押したときに痛みや不快感、または硬さを感じたら胃の不調があると考えられます。

普段の生活で気を付けることは?

食べ物をよく噛んで食べること。

口や歯も消化器の一部です。しっかりよく噛めば胃にかかる負担も改善できます。

大体一口30回。

早食いの方には最初は辛いかもしれませんが、一生懸命噛んでください。30回噛むって結構大変ですが、これもあご周り筋トレの一種なので、慣れれば出来るようになります。

左右均等に噛むように。

左右均等に食べているつもりでも意外とどちらかのあごでしか噛んでいないことが多いです。

これも治す方法があります。粒タイプのガムを2つ、左右のあごで1つずつ噛みます。

この時、2つのガムが1つにくっつかないように気を付けながら口をしっかり閉じて噛みます。

胃の不調は様々な症状を出します。
先日行った勉強会でも胃が悪ければまず胃を治しましょう、というぐらいやはり胃は大事なところなので、連休中に胃に負担をかけてしまったかなと心当たりのある方は是非お試しください。

このような方は治療や専門機関の受診をお勧めします。

  • 症状が長引いている。
  • 本やネットにある解消法をしてみてもなかなか良くならない。
  • 自分が現在どんなカラダの状態かわからない。

という方は、実際にカラダをチェックしてもらったり、治療を受ける方が早く症状は落ち着きます。

最近ではテレビやネットの情報で、「自分の症状はこれかも!」と気づくことが出来るようになりましたが、必ずしも当てはまるということはなかなかありません。

お一人で悩んでいるよりも、専門の知識・技術を持っている方に診てもらうことをお勧めします。

横浜市では当院の治療も受けることが出来ます。

スタイル鍼灸整骨院 スタッフ 栗原

お近くにお住まいであったり、職場に近い、たまに行く機会があるということがありましたら、お気軽にご相談下さい。

 

スタイル鍼灸整骨院 スタッフ 栗原

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