施術中でもよくチェックするポイントで、「火穴」という属性のツボがあります。
それぞれの経絡には各属性のようなツボがあります。
「木穴」
「土穴」
「金穴」
「水穴」
そして「火穴」
(他にも「絡穴」、「募穴」、「兪穴」などなど…たくさんありますが、また今度ご紹介します)
この「火穴」を押して痛みや嫌な感じがあるとその臓器に炎症反応があると判断します。
といっても、
実際に臓器に炎症が起きて腫れや出血などの症状が
あるわけではなく、
東洋医学的に
「その経絡の臓器が機能しすぎてオーバーヒートしている状態」
を指します。
よくチェックするのは
肝臓、腎臓、胆嚢の経絡の火穴。
これらの臓器はストレスや食生活、生活環境による体調などを反映しているので、必ずチェックしています。
それぞれの火穴は
肝臓→行間
腎臓→然谷
胆嚢→陽輔
というツボです。
ツボの位置は
陽輔:外くるぶしの上12㎝くらい
行間:足の親指と人差し指の間の親指側
然谷:足の親指と内くるぶしの真ん中
どの経絡の火穴でも、足や手など各臓器とはかなり離れたところにあるため、施術を受けている方は何のチェックをしているんだろうと思っていた方も多かったと思います。
押す力は軽く押す程度で、強くは押さないようにします。
それぞれの火穴に痛みがあったときに考えられることは
肝臓
・アルコール過多
・糖分過多
・目の疲労
・ストレス
・子宮の問題
腎臓
・冷え
・過労
・泌尿器系の問題
・内臓下垂
・卵巣の問題
胆嚢
・ストレス
・脂質過多
・古傷の問題
・手術痕の問題
などが考えられます。
生活環境やストレス、食生活などを反映する火穴の反応。
この反応が痛みや不調を起こしている原因であることが多いと思います。
是非お試しください。
このような方は治療や専門機関の受診をお勧めします。
- 症状が長引いている。
- 本やネットにある解消法をしてみてもなかなか良くならない。
- 自分が現在どんなカラダの状態かわからない。
という方は、実際にカラダをチェックしてもらったり、治療を受ける方が早く症状は落ち着きます。
最近ではテレビやネットの情報で、「自分の症状はこれかも!」と気づくことが出来るようになりましたが、必ずしも当てはまるということはなかなかありません。
お一人で悩んでいるよりも、専門の知識・技術を持っている方に診てもらうことをお勧めします。
横浜市では当院の治療も受けることが出来ます。
お近くにお住まいであったり、職場に近い、たまに行く機会があるということがありましたら、お気軽にご相談下さい。
スタイル鍼灸整骨院 スタッフ 栗原
お電話ありがとうございます、
スタイル鍼灸整骨院でございます。