ベル麻痺の症例のページです
ベル麻痺といっても人により、原因や症状の度合い、痛む場所や範囲も違います。それは生活習慣や食生活、普段のカラダの使い方も違うためです。
このページでは、スタイル鍼灸整骨院に来院されたベル麻痺の症例の一部になります。
あなたのベル麻痺の原因・症状に合わせたカラダまるごと根本改善の鍼灸を行うことで、お悩みのつらいベル麻痺がきっとよくなりますのでご安心ください。
10日前に急に発症した50代女性
主訴
10日程前の夜に突然めまいが起きてから、日を追うごとに頭痛、舌半分しびれを発症して、内科、脳外科を受診する。脳外科では異常なしとのことで耳鼻科の受診を勧められ、ベル麻痺と診断。麻痺が重い症状なので、完治するか、いつ治るかわからないと言われる。
また、カラダが右側に傾いていくようなふらつき感がある。
年齢及び性別
50代 女性
初回の施術
2018年8月
症状
・主訴同様
脈診・腹診などの検査
・細滑 山形 / 胃 扁桃 膵 目
※脈診や腹診の検査は施術で用いているまま記載されています。
初回の施術内容
・ストレスによる胃実の反応が強く、これが原因となって胃経のラインに麻痺が出現したのではと考え、胃実の症状を中心に施術を行うようにしました。
ふらつきが出ているのも、カラダの中心である胃の調子が悪いため。足の冷えもあり、胃のはたらきが悪く、気が回らなくなっていると考えられます。
また、目の疲労も顕著なため肝の治療も加えます。
初回施術後の変化
・足の冷えがなくなり終了。
2~3回目の施術
施術前検査
・ふらつきあったりなかったりを繰り返す。
舌尖のシビレの範囲が小さくなる。
麻痺の程度は変わらす。
施術内容
・1回目の施術内容同様とカラダの軸調整を追加。
4回目(初診から8日後)
施術前検査
・頬と眉が動くようになる。
舌尖のシビレ少し、ふらつきはまだある、まばたきはまだできない。
施術内容
・前回同様
5回目(3日後)
施術前検査
・口元の動きが出てきた。まばたきももう少しでできそう。
最近右手が3分程つることがある。
施術内容
・右手のつりは肝からサインと考え、肝の治療は無しにする
6~10回目
施術前検査
・だんだんと右目のまばたきが出来るようになる。
10回目にはふらつきもなくなり、静止時の顔の症状がなくなる。
施術内容
・前回同様、目の治療を少し追加、扁桃強化
その後初診から4カ月経過し、現在は疲労が溜まると違和感が出るが、普段はあまり気にならなくなったようです。
ですが、疲労が溜まっても症状が出ないようにするため、2週に1回のペースで施術を継続しています。
担当者の見解
顔面神経麻痺は顔にある胃の経絡だけでなく、隣接する経絡にも影響が出ることにより発症するため、改善には時間がかかることが多いです。
原因の多くはストレスですが、そのストレスがカラダのどこに不調を起こし、顔面神経麻痺になっているかを見極め、カラダのストレスを軽減することが施術において大事なポイントになります。
お電話ありがとうございます、
スタイル鍼灸整骨院でございます。