抱っこによる腰痛

小さいお子さんのいるママやパパは、抱っこの毎日で
カラダを酷使していますよね。
当院にも毎週、抱っこによる腰痛のママやパパが来院しています。

抱っこによる腰痛の予防法

1 腹巻き
2 ホッカイロ
3 腹筋コルセット

特に夕方から夜は冷えるので気をつけましょう。

特に、夜中の授乳は、腰を痛めやすいです。眠いし、飲ませなくてはいけないし、早く飲ませて、早く寝たいって感じになりますもんね。自分のカラダのことは後回しになるのはよくわかります。

よくあるのは、夜中の抱っこの時に違和感がでて、朝起きると腰が固まって動くのがつらい。このパターン。

では、防止する簡単方法。

一番簡単なのが、

腹巻きです。

夜だけでも身につけると腰痛予防になります。
最近は、男性女性どちらもサイズがありますね。
おなかを温めると腰の筋肉が固まりにくくなります。

二番目の方法

ホッカイロです。
痛みや違和感がある人におススメ。
暑すぎる場合はハンカチなどで覆うと熱さが和らぎます。

おしりの骨の仙骨の上に貼るとよいです。腰に直接貼るより効果的。

ただし、

ホッカイロは皮膚が弱くかぶれやすい方にはおすすめできません、皮膚が強い方にはおおすめです。

三番目の方法

腹筋コルセット

グッとおなかに力を入れて姿勢をよく立つ。丸まった姿勢でのだっこで痛める方が多いです。だっこしたら、天井へむけてまっすぐ立ちましょう。
腰を痛めやすい人は特に斜め上を向いて起き上がるとよいです。

簡単なので、試してみてください。

毎日の抱っこする際には
以下のような点に注意するようにしましょう。

腰痛になりにくい抱っこのやり方

1 一度かがんでから抱き上げる

ママさんが立ったままの状態から子供を抱き上げようとすると
非常に腰に負担がかかります。

一度しゃがみ、子供と同じような高さまで身を下げた状態から
抱き上げるようにしましょう。

2 縦抱きの時の姿勢に気を付ける

縦抱きをすると、どうしてもお子さんの体がママの体の
左右どちらかにある形になりますよね。
そこでバランスを取るために腰を使う姿勢になりがちです。

これを繰り返していると、当然腰や股関節に負担をかけます。

縦抱きでじっと立っていると腰で支えようとする姿勢になりがちですので、
長時間縦抱きでいるのは避けるようにした方が無難です。
外側に体重をかけないように内側に体重をのせましょう。
足の親指に体重をかけるように意識して、踵が外側を向かないことがコツ!

3 なるべく抱っこ紐やおんぶ紐を使う

これは2の延長になります。
縦抱きではどうしてもママさんの左右どちらかに負担がかかり
腰痛の原因になるため、抱っこ紐やおんぶ紐で腰痛を防ぎましょう。

子供を抱き上げる方法として、
腕の力で一気にあげるのではなく、まずは膝を曲げ、低い状態になってから
抱き上げるような感じにすると腰への負担も軽減されます。

どんなに腰が痛くても、可愛いわが子に抱っこをせがまれたら、
嫌だとは言えませんよね!

でも、無理は禁物!
本当につらい時にはパパさんや家族に協力してもらってくださいね。
また元気になったらたくさん抱っこできますので!

一度腰を痛めると
腰に湿布を貼ったり、低周波の治療器をしたり、テニスボールを使ったり、
マッサージをしたり、腰痛はなかなかよくなりません。

このような方は治療や専門機関の受診をお勧めします。

  • 症状が長引いている。
  • 本やネットにある解消法をしてみてもなかなか良くならない。
  • 自分が現在どんなカラダの状態かわからない。

という方は、実際にカラダをチェックしてもらったり、治療を受ける方が早く症状は落ち着きます。

最近ではテレビやネットの情報で、「自分の症状はこれかも!」と気づくことが出来るようになりましたが、必ずしも当てはまるということはなかなかありません。

お一人で悩んでいるよりも、専門の知識・技術を持っている方に診てもらうことをお勧めします。

横浜市では当院の治療も受けることが出来ます。

お近くにお住まいであったり、職場に近い、たまに行く機会がある、ということがありましたら、お気軽にご相談下さい。

 

スタイル鍼灸整骨院 院長 佐々木

スタイル鍼灸整骨院